事故防止や証拠になるドライブレコーダー!選ぶポイントやメリットなどの基本情報を解説
車にドライブレコーダーを取り付けるかどうか、迷っている人もいるのではないでしょうか。
ドライブレコーダーの基本的な機能は、運転中の車外や社内の映像・音声を記録するというものです。
映像を見返すと、運転中にどのようなことが起きたか後から確認することが出来るというメリットがあります。
製品によって機能が異なるほか、画素数や画角にも違いがあります。
選ぶときには使用目的に合わせて、予算や性能の条件に合ったものにするのがおすすめです。
-
事故防止や証拠になるドライブレコーダー!選ぶポイントやメリットなどの基本情報を解説
- ドライブの思い出を記録に残せるドライブレコーダー
- ドライブレコーダーを選ぶときの注目ポイント
- ドライブレコーダーは200万画素以上のモデルを選ぶのがおすすめ
- ドライブレコーダーはどんなタイミングで記録されている?
- 一般的なドライブレコーダーは2つの記録タイプがある
- 常に最新の映像を記録し続ける常時録画タイプのドライブレコーダー
- ドライブレコーダーに備わっている安全運転サポート機能とは?
- 安全運転の意識向上に繋がるドライブレコーダー
- 当たり屋対策にも役立つドライブレコーダー
- ドライブレコーダーで注目すべき機能・性能
- ドライブレコーダー選びは夜間や逆光に対応したものがおすすめ
- LED信号対応のドライブレコーダーを選んだ方がいい理由
- ドライブレコーダーは広い範囲を撮影できる位置に取り付けることが大切
- ドライブレコーダーを使用する上での注意点
ドライブの思い出を記録に残せるドライブレコーダー
ドライブレコーダーの用途は、事故に遭った際や自車の近くで事故が発生した際に備えて周辺状況を記録しておくというものですが、自動車の走行を録画するという機能を用いて、ドライブの思い出を残すカメラとして活用することも可能です。
ドライブ中に風景などの映像を録画し続けることは簡単ではありません。
運転手はハンドルから手を離すことができず、助手席に同伴者がいたとしても長時間にわたってカメラを構えていると疲れてしまいます。
しかし、ドライブレコーダーなら車に固定されているため人がカメラを持つ必要が無く、そういった問題を解決してくれるのです。
旅の記録用にドライブレコーダーを活用する場合、機種選びが重要です。
まず求められるのは画質の良さで、可能な限り高画質のものを選ぶようにしましょう。
また、映像を撮影し続けられる録画時間も重視すべきポイントです。
容量が大きいことに加え、メモリーカードを交換できる機種なら長旅でも安心です。
ドライブレコーダーを選ぶときの注目ポイント
ドライブレコーダーは、様々な機能が存在しますのでどういった製品を選ぶのかに注意しなくてはいけません。
その中でも、特に注目すべきなのが画質と視野角の2つです。
当然ですが、画質が悪いとドライブレコーダーを用いたとしてもどういった状況であったのかというその時の風景を、判断することができなくなってしまいます。
ドライブレコーダーの画質というのは、一般的にもうフルHDがおすすめと考えられていますので、これを最低限に導入することが大切です。
実際に、画質が良いドライブレコーダーを導入しておけばそのまま動画投稿サイトなどにもアップロードできるようになりますので、より多くの人に見てもらうことができるようになります。
同様に、広範囲の映像を記録できる視野角も非常に重要です。
視野角が狭すぎると、その時の状況を把握できづらくなってしまいますし、大きすぎるとどういったポイントに注目すれば良いとかがわからなくなります。
適度な範囲内で、映像を収めることができるようにしておくことが大切です。
ドライブレコーダーは200万画素以上のモデルを選ぶのがおすすめ
ドライブレコーダーは事故が発生したときにその状況を録画しておくことができるという大きなメリットがありますが、録画できればどんなものでもかまわないというわけではありません。
ドライブレコーダーで録画した映像を自分や警察、保険会社が確認する際、画質が悪いと必要な情報が映像から読み取れない場合があるのです。
そのため、一定以上の画質で録画ができるモデルを選ぶことがおすすめです。
一般的な用途では、200万画素以上あれば問題ないと言えます。
ナンバープレートや人物を判別することが可能な画素数です。
また、ドライブレコーダーで撮影した映像を自動車旅行の記録として保存しておきたい場合は、後々になって自宅リビングのテレビで鑑賞することを考慮してより高画質なモデルを選ぶと良いでしょう。
400万画素以上であれば大画面テレビで鑑賞しても十分に綺麗な映像になります。
もちろん、画質が良いことは旅行の記録としてだけでなく事故発生時の状況確認にも大いに役立つのです。
ドライブレコーダーはどんなタイミングで記録されている?
ドライブレコーダーの録画のタイミングは、それぞれの製品で全く違います。
例えば、高性能なドライブレコーダーになると常にその状況を把握しておくことができるものも存在します。
車両のエンジンをかけてから停止するまでの間で、ずっと起動することになりますのでその間の状況を全て記録することが可能です。
一方で、ドライブレコーダーの中にはイベント録画といった機能が人気を集めているものも存在します。
これは、何らかの衝撃や動きが存在するとそれに合わせて自動的に起動するものです。
例えば、駐車中の車両に対して他の車両が当て逃げなどを行った時にはこの機能が作動して、その状況を記録するなどといった非常に効率的な使い方ができます。
さらに、単機能のドライブレコーダーになると任意的にどういった状況で録画を行うのかということも決めていくことができるものもあります。
自分自身のタイミングで任意で撮影をすることになりますので、文字通り手動でその状況を収められます。
一般的なドライブレコーダーは2つの記録タイプがある
一般的なドライブレコーダーには2つの記録タイプがあり、その特徴を十分に理解して選ぶことが良い方法となっています。
1つは本体に内蔵されたメモリを利用し、これに記録を行うものです。
そのほとんどは一時的なものとなっており、時間が達人上書きされ古い映像を見ることができなくなることから、必要に応じその情報を取り出して別のところに保管することが必要となります。
もう一つは外部に記録をする方法であり、外部メモリやインターネットを経由してサーバーなどに接続をする方法があります。
この方法ではデータは半永久的に記録されるものとなり、後日じっくりと見返すことができる反面、記録する媒体がいっぱいになると上書きをすることができないことから、これを消去するか異なる場所にコピーをして保管することが必要になり、その手間がかかると言う問題があります。
ドライブレコーダーは近年では必要不可欠なものとなっており、様々な機能を充実させるものも増えてきました。
その違いを十分に認識した上で、最適なものを選ぶことが大切です。
常に最新の映像を記録し続ける常時録画タイプのドライブレコーダー
常時録画タイプのドライブレコーダーは、車両の運転中に常に最新の画像を記録し続けるための装置です。
このタイプのドライブレコーダーは、数々の特徴を備えており、その価値を高めています。
最初に挙げられる特徴は連続録画能力です。
これらのレコーダーは、記録メディア(一般的にはマイクロSDカード)に常に新しいデータを書き込み、古いデータを自動的に上書きします。
このため、過去の画像を手動で削除する必要がありません。
高画質の画像も常時録画タイプのドライブレコーダーの重要な特徴です。
一般的に1080p以上の解像度と高品質なレンズを備え、昼夜を問わず優れた映像を提供します。
これは事故や紛争時に必要な証拠の品質を確保するために不可欠です。
さらにGセンサーを備えたモデルもあります。
衝撃を感知すると、レコーダーはその瞬間の映像をロックして上書きから保護します。
この機能は事故の状況を明らかにし、保険請求や法的手続きに役立ちます。
常時録画ドライブレコーダーは運転中の出来事だけでなく、駐車中の状況も記録できることが多いです。
これは盗難や駐車中の事故に対する防犯機能を提供します。
最後に簡単な取り付けと使いやすさが特筆すべき点です。
多くのモデルは吸盤や両面テープを使った簡単な取り付けが可能で、操作も直感的です。
ドライブレコーダーに備わっている安全運転サポート機能とは?
ドライブレコーダーは車両の前方や後方に取り付けられ、道路上での出来事を録画する装置です。
近年は多くのドライブレコーダーに安全運転サポート機能が備わっており、ドライバーにさまざまな形で安全運転を支援する役割を果たしています。
すぐれているのが衝突警報や防止機能で、一部のドライブレコーダーは前方の車両や障害物との衝突の危険性を検出し、ドライバーに警告を発する能力を持っています。
これらの高度なシステムは自動的にブレーキをかけて事故を防ぐこともあるので、車種によってはかなりの安全対策が可能です。
車線逸脱警報システムなどは、車線を逸脱する可能性がある場合にドライバーに警告を発することができます。
これは長時間運転しているときに運転者の注意を喚起するのに役立つために、ビジネスシーンでも長距離ドライバーに使い勝手がいいとされています。
ドライブレコーダーの性能と機能はメーカーやモデルによって異なるため、購入前に機能を確認し必要に応じて専門家のアドバイスを受けることが重要です。
安全運転の意識向上に繋がるドライブレコーダー
ドライブレコーダーは事故が起こったときの証拠として役に立ちますが、それだけでなく安全運転の意識向上にも繋がります。
証拠が残るということは、それまでの自分の運転が記録が残ることであり、危険な運転や違反をしていた場合にはそれがしっかりと記録されるということです。
事故が発生してドライブレコーダーの映像が証拠となったときに、自分に過失がある運転をしていたことが証明されてしまうと不利になりますから、そのようなことにならないためにも日頃から安全運転をしようという意識が働くため、いざというときの証拠としてだけでなく意識向上にも役立つというわけです。
ドライブレコーダーは相手の過失を記録するためだけでなく、運転手自身の過失も記録されるものですから、それを理解すればいざというときに不利にならないためにも安全な運転を心がけようと自然となるのです。
このようにドライブレコーダーは、意識向上による事故のリスク軽減にも役立ちます。
当たり屋対策にも役立つドライブレコーダー
世の中には良い人もいれば悪い人もいて、実にさまざまな人々によって日本の社会は構成されています。
一方で自家用車などの保有台数は多くの地域で増加傾向にあり、車は我々の生活に必要不可欠なものとなりました。
その反面で自動車事故が頻繁に起こり、テレビコマーシャルなどでは自動車保険が日々放映されているような現状です。
自動車事故の中でも悪質なものに「当たり屋」と称されるものがあります。
これは横断歩道やその近辺などで、自らが止まっている車にぶつかっていき因縁をつけてお金を脅し取ろうという類の悪質なものです。
その対策を講じるには全方位型のドライブレコーダーを装着し、自らの身の潔白を証明するのがベストと言えます。
ドライブレコーダーがなければ、信号機の色さえも赤・青・黄色の証明ができません。
止まっていたとドライバーがいくら叫んでも、それを証明してくれる第三者がいなければ保険金をだまし取られたりして泣き寝入りするのが関の山です。
何しろ当たり屋はそれでメシを食っている、プロフェッショナルなのですから。
自身がいくら安全運転をしていても当たり屋に狙われたら、ドラレコの記録を差し出すのが最善の策です。
それであとは保険会社と弁護士に任せ、お金などの支払いには絶対に応じてはいけません。
ドライブレコーダーで注目すべき機能・性能
ドライブレコーダーを購入する際には性能や機能のどのような部分に注目すれば良いのかわからない、という人もいるのではないでしょうか。
注目したい点にはドライブレコーダーの画素数があり、これはいざというときに役立つかどうかを分けることになるポイントです。
ピクセル数とも呼ばれていて細かいほど画質が良いということになり、一般的には周囲を走る車のナンバープレートを読み取るにはフルHD以上のドライブレコーダーが良いといわれているのが特徴です。
それからどのような範囲が撮影可能かも、ドライブレコーダーを選ぶ際のポイントになります。
比較的安く購入できる製品では、前方だけを撮影するものがあります。
より広い範囲を撮影できるのは前方と後方の2つのカメラが備わったタイプです。
またより死角が少ない、360度方向の撮影ができるカメラもあります。
これらの機能や性能に注意して、必要な画角が撮影することができる製品を選ぶのがおすすめです。
ドライブレコーダー選びは夜間や逆光に対応したものがおすすめ
ドライブレコーダーを選ぶときに重要になるのが夜間や逆光に対応しているタイプになりますから、商品を選んで購入をするときに参考にするのが大切になります。
夜間に撮影できるタイプでないと、夜に自動車を運転するときに活用することができないので問題になるはずです。
夜間に撮影することができないと、仮に夜に車両に何かしらの問題が発生したときに証拠を確保することができないので問題になると考えられます。
そこまで高額な商品でなくとも夜間に撮影することはできますから、しっかりと対応している商品を選んで購入すると安心です。
夜間に対応しているドライブレコーダーを設置することができれば、夜の運転も安心してできるようになるので、運転する時間を効率的に増やすことができます。
逆光の対策もされているのかも重要なポイントになり、仮に対策がされていない商品を選んで購入してしまうと、いざというときに証拠を残すことができないので問題になってしまうはずです。
LED信号対応のドライブレコーダーを選んだ方がいい理由
LED信号対応のドライブレコーダーを選ぶ理由は多くありますが、まず最も重要な点は安全性の向上です。
Lシステムの一部であり、それに対応したレコーダーは、交通状況や事故発生時の証拠をより正確に記録することができます。
信号の色や状態を鮮明に捉え、ドライバーが正確に信号を守っているかどうかを示す重要な要素となります。
これにより交通違反を犯さずに安全な運転を維持する助けとなり、交通事故のリスクを軽減できます。
ドライブレコーダーは事故発生時の証拠として非常に役立ちます。
対応のドライブレコーダーは、事故の瞬間やその前後の状況を高品質で記録することができ、事故の原因や責任を明確にするのによいです。
これは保険請求や法的な紛争の際に非常に重要です。
LED対応のドライブレコーダーは運用の改善にも寄与します。
システムのデータ収集や分析に使用でき、交通の流れや信号の調整に役立ちます。
この情報は都市計画や交通政策の改善に貢献し、より効率的で安全な交通環境を実現するのに役立つでしょう。
ドライブレコーダーは広い範囲を撮影できる位置に取り付けることが大切
ドライブレコーダーを取付けることで、事故に巻き込まれた際の重要な証拠を残す事が出来ますのでまだ取り付けていない方にお勧めします。
自分が悪くなくても、相手の過失で事故が起こることは少なくありません。
又、事件などの重要な証拠でドライブレコーダーが活躍することも多いです。
つけておくことで、自分の身を守る事が出来るだけでなく困っている人を助ける事が出来るケースもあります。
肝心なのが取付位置で、死角が多い位置に取り付けるとせっかくのドライブレコーダーの意義が半減してしまいますので注意が必要です。
できるだけ広い範囲を撮影できる場所に設置することで、より活用できる機会が多くなります。
前面に取付ける場合には、基本的にはルームミラー近辺に取り付けることが多いですしミラー一体型のものも販売されています。
車の運転に自信があっても、自分がまきこまれることは可能性がゼロではありませんのでこの機会に設置をお勧めします。
ドライブレコーダーを使用する上での注意点
ドライブレコーダーは、法律上で設置する位置が決められているという注意点が存在します。
自由な形で設置して良いというわけではなく、あくまでもルールに従って取り付けを行う必要があるのでその前提を理解しておかなくてはいけません。
ドライブレコーダーというのは、一般販売されている製品であるため装着義務などが存在しないことに違いありません。
しかし、実際に設置を行う時には車両の中心から相応の範囲内に置くのかなどといった基準が存在します。
前方や後方カメラに関しても同様であり、それぞれどの程度の範囲内で設置するのかということが法律の中で決められていますので、まずはこれを確認しなくてはいけません。
これは、ドライブレコーダーが映像を録画することと関係しています。
客観的な観点から安全な設置を行っていないと法律的にトラブルになりかねません。
映像を常に取り続けることもできますので、車両の安全性を含めた最善の処置が求められるのがドライブレコーダーの特徴です。